「テスト前には勉強しているのに、何から手をつければよいかわからない」。そんなときは、勉強する時間を増やす前に、テスト範囲と今できることを整理してみましょう。
この記事は、生駒市の学習塾「学びのイーアック」が、中学生と保護者の方に向けて発信しています。学校ごとにテストの日程・範囲・提出物は異なります。ここで紹介する計画を、お子さまの学校の案内に合わせて調整してください。
最初にそろえるのは、範囲表・教材・使える時間
机の上にテスト範囲表、教科書、学校のワーク、授業のノートをそろえます。範囲表がまだ配られていなければ、授業で進んだところを仮の範囲として始め、配布後に修正しましょう。
次に、学校から指定された提出物と提出期限を書き出します。「ワークを終わらせる」と「わからない問題を解けるようにする」は、別々の予定として確保したい作業です。
使える時間は、部活動や通塾、食事、就寝の予定を入れたあとに考えます。予定を詰めすぎず、終わらなかった分を調整する時間も残しておきましょう。
2週間前からの計画例
次の表は一例です。苦手の量や学校の予定によって、開始時期や配分を変えてください。範囲の広い教科や、前の単元から復習が必要な場合は、もっと早い時期から取り組みます。
| 時期の目安 | 取り組むこと | 終わったかを確かめる方法 |
|---|---|---|
| 14〜10日前 | 範囲と提出物を確認し、問題を一度解く | 自力で解けた問題と、質問する問題を分ける |
| 9〜5日前 | できなかった問題を質問し、解き直す | 答えを見ずに、解き方を説明できるか試す |
| 4〜2日前 | 教科を混ぜて確認し、提出物を仕上げる | 時間を決めて解き、残った苦手を絞る |
| 前日 | 間違えやすい点と持ち物を確認する | 新しい教材を広げすぎず、予定どおり休む |
毎日の計画は、「数学を勉強する」よりも「ワークの指定ページを解き、わからない問題に印をつける」と書くと、何をすれば終わりなのかがはっきりします。
間違えた問題は、3種類に分ける
間違いをすべて「苦手」でまとめると、次に何をすればよいかが見えにくくなります。解き直す前に、つまずいた理由を分けてみましょう。
- 意味や解き方がわからない: 教科書の説明や例題に戻り、先生に質問する。
- 解説を見ればわかるが、一人では解けない: 解説を閉じて、同じ問題を自分の手で解く。
- 計算・読み違いなどで間違える: 間違えた箇所と、次に確認する点を短く書く。
たとえば英語なら、「単語を覚えていない」「文の組み立てがわからない」「設問を読み違えた」では、必要な復習が違います。教科ごとに、どの段階で止まっているかを確認してください。
塾に持っていく質問は、途中式や考えた跡と一緒に
「全部わかりません」と感じる場合も、まず一問だけ選び、どこまで考えたかを残してみましょう。数学なら途中式、英語なら選んだ答えと迷った理由があると、先生も確認する箇所を見つけやすくなります。
質問したあとには、説明を聞いて終えるのではなく、その場でもう一度自分で解く時間を取りましょう。塾のない日に取り組む問題と、次の授業で確認することも決めておくと、教室と家庭の勉強をつなげられます。
学びのイーアックの中学生向けの学び方は、中学生コースでご案内しています。学校の教材の持参や、希望する教科・単元への対応は、事前にご相談ください。
保護者は、点数の前に計画の進み具合を聞く
家庭では、「今日は何時間勉強した?」に加えて、「今日できるようになった問題は?」「質問したいところは残っている?」と具体的に聞いてみてください。
計画が進んでいないときは、量が多すぎるのか、問題が難しくて止まっているのか、始める時間が決まっていないのかを分けて考えます。全部を同じやり方で解決しようとせず、明日の予定を一つ調整してみましょう。
テストが返ってきたら、次の一週間を決める
点数を確認したら、答案から復習する問題を選びます。すべてを一度にやり直すのが難しい場合は、授業が進む前に理解しておきたい単元を先生に相談しましょう。
テスト前にうまくいったやり方も残しておきます。「質問をまとめてから塾へ行けた」「英単語を夕食前に確認できた」など、続けられた行動を次回の計画に入れてください。
よくある質問
2週間前から始めれば間に合いますか?
範囲や理解の状態によって異なります。この記事の2週間は計画の例で、間に合うことを保証する期間ではありません。前の学年の内容で止まっている場合や、提出物が多い場合は、早めに先生と相談してください。
ワークは何周すればよいですか?
回数だけで決めず、答えを見ずに解けるかを確認しましょう。解ける問題と、復習が必要な問題を分けると、限られた時間に何をするか決めやすくなります。
勉強の進め方から相談できます
「何を質問すればよいかわからない」「家庭学習の予定を立てられない」という方も、現在使っている教材や最近のテストの様子からご相談ください。



